都民の森ニュース一覧

ニホンジカのはなし

近年、「ニホンジカの個体数が増加して希少な山野草が食べられてまう」と言った、「シカの食害」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。しかしながら、明治から大正時代にかけて狩猟や人工増加などの影響で、シカは著しくその個体数を減らしてきた時代がありました。東京都でも、国の雌シカ捕獲禁止とともに、1976年には奥多摩町を雄シカ捕獲禁止エリアへ指定。さらに1984年には雲取山周辺を鳥獣保護区にすることによって、シカの保護をしてきました(平成29年「第5期東京都第二種シカ管理計画(東京都発行)」より)。

すごく山奥に住んでいるイメージのシカたちですが、実は人間の生活と深く関わりがあるようですね。

 

関連記事

コメントは利用できません。

都民の森ニュース

  1. 2023.5.7

    夜の哺乳類と春の星空観察を開催しました

    昨日の5月6日(土)は自然教室「夜の哺乳類と春の星空観察」を開催しました。
  2. 2023.5.5

    今年のGWはヤマシャクヤクが見ごろ

    森林セラピーロードとして認定を受けている「大滝の路」では現在ヤマシャクヤクが見ごろを迎えています!...
  3. 2023.5.2

    今朝の森林セラピーロードの様子

    2007年に森林セラピーロードとして認定された大滝の路はだいぶ緑も深くなり、遠くからオオルリやセン...
  4. 2023.4.28

    ヤマシャクヤク開花初日

    新緑が日々深まっていくなか、28日の夕方に大滝の路沿いに並ぶヤマシャクヤクが1輪だけ開花していまし...
  5. 2023.4.25

    三頭山のお花情報

    ここ数日、オオルリのさえずりが賑やかになってきました。